2018遠征まとめ
今年は色々ありまして…色々も何もドリフェスくんのせいなんですけど…こんなに外に出たの初めてってレベルなので記念にまとめました
せっかくだから舞台とライブビューイング鑑賞分もまとめたよ
1月10日 DearDream 1st LIVE TOUR 2018「ユメノコドウ」Tokyo Dome CityHall
昼間にバーフバリをキメてしまったせいでおかしなテンションで現地入りしてしまったがそのおかげであのクソ寒い中恐ろしいくらい動かない物販を耐えられた。王を称えよ。
整番が110番台という人生を振り返ってもベスト3に入る良番だったのでまさきくんの足元で見られたが逆に近すぎて全体をあまり覚えていない。
ただ、まさきくんが目を潤ませて、耳と鼻を真っ赤にして涙を堪えていたことがめちゃくちゃ印象的だった。二ヶ月後に意味が分かるんだけど…。
久しぶりに見た皆のパフォーマンスのレベルがめちゃくちゃ上がっててびっくりして「ファスライの時は初日だったのに久しぶりに見たらPioneerになってた」という48オタクにしか伝わらない感動の仕方をしていたんだけど48オタクには正確に伝わると思うんだよなぁ。歯がゆいなあ。
日程が厳しすぎたのもあるけど東京公演でアリーナ後方が埋まらなかったことが気がかりだった。ここから武道館埋めたとか今でも夢かなと思う。
2月4日 BATTLE LIVE KUROFUNE vs DearDream なかのZERO大ホール
めっちゃ端だけど前から3列目でツアー東京に引き続き席運が良くて死を覚悟する。
下手を引く女なのできみとくんの美しい顔に殺されること(あとかおるワールドの住人になること)は覚悟できていたが「きみとくんと向かい合ったかぶさんの顔をほぼ真正面に見れる」というすげー席だったことに始まってから気付いてやばかった。エモさはもちろんかぶさんにはガチ恋的な気持ちが若干あるのでやばかった。
きみとくんサイドだったのでFutureVoyagerの途中で歌に詰まってしまったところも、かぶさんのMC中に堪えられなくなり後ろを向いてしまったところもめちゃくちゃよく見えた。貰い泣きを必死に堪えてたんだけど隣にいた見知らぬ黒船の女が泣くから貰い泣きした。あの時のお姉さん元気かな。あなたが泣いてくれたから私も涙を共有できました。
まさきくんのファンサはやべーんだけどかおるくんもやべーとは聞いてたけどそれにしても凄かった。MC中ガチで一人一人の顔を見るようにホール中見ていた。これも今思えばどんな気持ちだったのかな…って考えちゃうな。
会場に忘れ物して撤収作業中のスタッフさんの作業を止めてしまったのでめちゃくちゃ反省しました。席の説明したらスタッフさんに「良い席でしたね!」って言われてドリフェスはスタッフさんも良い人かよ…となった。ありがとうございました。
2月25日 DearDream 1st LIVE TOUR 2018「ユメノコドウ」パシフィコ横浜
ドリフェス現場初の連番。「推しはDDなんだけど黒船が出てくると何故かドキドキしちゃう。これが襲来?これが開国?」という気持ちを共有出来て良かった。
席は銀テがギリギリ届く場所で溝口ワールドの住人。推しは逆サイドだけどそこそこ後ろだとちゃんと見れる。バトライ自体はめちゃくちゃ記憶にあるのにまさきくんの記憶がほぼほぼ無いからやはり席は大事だ。良かった…。
アイドルの現場で万歳三唱をすることは多分今後も無いと思う。そうまくんの発想と瞬発力は本当に凄い。あと子供も産んでないのに祖母になった。凄い。
ダブルアンコールが「オタクが勝手に客出しの音楽に合わせて歌う」で決まったのも良かった。円盤だとこのじわじわ歌が大きくなったあの空気が伝わらないのでちゃんと覚えておこう。
連番相手に「この手のイベントで告知タイムが無いの珍しいね」と言われたが「告知することが特に無いんだよ」以上のことは言えなかった。正直二次元は終わるな、と覚悟を決めた日だった。
3月1日 TEAM NACS 第16回公演 PARAMUSHIR~信じ続けた士魂の旗を掲げて~ 仙台・東京エレクトロンホール宮城
思えばアミュモバがチケット関係で仕事をしたことが無かったので働かせねばならぬと思い申し込んだ。
NACSの舞台は生では2回目、円盤やビューイング含めれば半分以上見ているのだけれど毎回皆成長してて、毎回「みんな良い役者になったなぁ」と思って帰れるのは幸せなことだ。
「DDちゃんたちも今後外で色々な仕事をして、こうやって年に一回くらい集まれたらいいな」と考えながら帰った。まさきくんが愛知でおじいちゃんになってもDDでいたいって言ってたから、おじさんになっても解散せず劇団続けてくれてるNACSさんは希望に見えた。ドリフェスが終わってもDDという箱が残ればそういう在り方もできるだろう。
4日後ドリフェスプロジェクト終了とDDの活動停止告知が来た。
4月15日 MINAMI TAKAHASHI Birthday Live 2018 EX THEATER ROPPONGI
たかみなちゃんのお誕生日ライブもかれこれ4回目。毎年お祝いできるのは嬉しい。
最前列の通路脇という神席でいよいよもって死を覚悟する。推しが隣の通路を歩くし舞台に運び込まれたカツ丼の匂いまでした。怖い。が、この後タイミングと運に見放され今年唯一の高橋現場となった。ので今年のたかみな運はここに全振りだったのだと思う。
この日はスカイツリーのドリフェスコラボと新宿マルイのキャラポップストア、てっぺんさんのハシゴをした。行動力に自信が無い私が脅威の東京横断を敢行している。追い詰められた人間は強い。
4月26日 劇団プレステージ 第2回企画公演「僕を狂わす三億円」恵比寿エコー劇場
ドリフェスプロジェクト終了告知を受けていてもたっても居られなくて皆の顔を見に行くことを決めた。箱が小さすぎて不安になったのでP1会員になってしまった。
ドリフェス以外の彼らを見るのはここまで意図的にしなかったんだけど(ドリフェスで手一杯だったから深入りしたくなかった)追い詰められるとこうなる。
生で見た彼らはちゃんと役者だったし、特にそうまくんが役者としてもオーラがある子だと知れたのは良かった。
最後の物販案内のまさきくんがグダグダでそうまくんがフォローしてる姿もドリフェス以外でもこんななんだなあと分かって微笑ましかった。
この日はアオヤギさん→てっぺんさん→新宿メイト(はたおに手書きPOP回収)→アキバヨドバシ(DCD慎誕回収)→吉祥寺メイト(グラッテと片桐製菓モバイルバッテリー予約)を回った。今考えてもおかしい行動力だ。実際4月が一番頭おかしかったと思う。
6月10日 KING OF PRISM -PRIDE the HERO-スペシャルイベント KING OF PRISM Rose Party 2018 アリーナ立川立飛
昼夜参戦。特に席の説明も無く円盤先行なのに昼は背中席で夜は真横のアリーナ後方でほぼ見えず、頼りのモニターは演者じゃなくキャラ…どころか謎のイメージ映像を長らく流していて控えめに言って人生で一番くらいにクソなステージングだった。アンケートをあんなに熱心に書いたのは初めてだ。
が、背中席だけどめちゃくちゃ近かったのできゃっきゃしてるキャスト陣はかわいかったし、楽しかった。横や後ろの席を気にかけてくれる蒼井翔太さんが好きになった(ちょろい)し、パフォーマンスは圧巻で夜公演の絶叫では泣いてしまった。
昼公演でアニメシリーズとそれの劇場公開が発表された。嬉しい告知しか無くて、なんでドリフェスには来年が無いんだろうと思って泣いた。
翌日にはピューロランド→ナンジャのドリフェスコラボのハシゴをキメた。ドリフェス知らん友人が付き合ってくれて感謝しか無い。いつきに重い手紙も書いた。いつきごめんな…
7月15日 D-Four プロダクションpresents DearDream&KUROFUNE ドリフェス!イリュージョンShow Time in DMM VR THEATER
初演で見ていなかったトラシグ回と黒船回を回収。
奏たちがちゃんとセットリストを組んでライブをやってしかもキャストのモーションを使っているドリフェスでも一番5次元を感じられるライブだと思う。また何か機会があったら再演して欲しいけど難しいのかな。
あと同じ曲やモーションを使ってもセトリで印象が変わるという体験が出来たのも新しい発見だった。
実は奏が三神さんにナンパされた公園まで出向くつもりだったがあまりの暑さに断念した。追い詰められた人間でも死を感じると行動出来ないらしい。
ナンジャタウンでリアルドリカ10連をキメて爆死して帰るなどはした。(トレードしてくださった方ありがとうございました)
8月5日 劇団プレステージ第13回本公演『ディペンデントデイ~7人の依存症~』CBGKシブゲキ!!
かぶさんが主演だったしフレッシュ組がみんな良い役を貰ってて良かった。ドリフェス組のために有料会員になって見ていたフレッシュだけど毎週見ていたらメンバーみんな好きになったし劇団の方達も知れた。好きが広がるのはいい事だ。
ストーリーもとても好きな内容だったし、終演後物販ではかぶさんにパンフ渡して貰えて震えた。繰り返すが私はかぶさんにはガチ恋風味である。震える。
8月17日 宝塚BOYS 東京芸術劇場プレイハウス
とても良い舞台だった。
あまりにトミーが楽しそうなので空組ボーイズ全員のTwitterをフォローして稽古から見ていたのでいつのまにかチーム皆が好きになっていた。おかげで舞台から登場人物と役者陣両方の青春を感じて胸がいっぱいになった。
夢半ばで涙ながら解散するボーイズたちにドリフェスの皆の姿が重なって泣いた。
トミーもみぞたくも宝物のような作品になったと言っていたけどこの夏にこの舞台を見られたことは私にとっても宝物だ。
8月24日 Animelo Summer Live 2018"OK!" さいたまスーパーアリーナ
DDちゃんたちのおそらく一番大きな舞台になるだろうから見ておきたい、そしてアウェイ色濃厚なDDのために少しでもファンの人数を増やしたい、と思って参戦した。
結果あまりにも立派にやってのけてくれて本当に感動した。トロッコにものった。あの大会場を揺らしてる姿が誇らしかった。楽しかった。
正直な話をするとこの日のWUGちゃん、良いものを見せてもらったなという嬉しさや楽しさが一番なんだけども、やはり羨ましくて少し悔しかった。うちのDDは初出演だし知名度も無いから活動停止することを言うことすらなかった。活動年数が長ければ、アニサマに数回出ていれば、こうやって同時代を生きたアイドルや特にファンでも無い人にさえもあたたかく送り出して貰えたのかなということがどうしても頭を過ぎった。
それがまさかのその後のアレなので人生どうなるかわからねえなという話。
9月8日 歴タメLive~歴史好きのエンターテイナー大集合!~第3弾 EX THEATER ROPPONGI
みぞたくは出るだろうけどそーまくんとかおるくんはどうかなと思って気にかけてたらなぜかまさきくんとかぶさんが参戦してびっくりしすぎて気付いたらチケットを申し込んでいた。
何度も言うけどかぶさんにガチ恋風味なので和服姿を見られて無事死亡した。
内容はコントあり朗読ありライブありで楽しかった。光GENJI的なアイドルなまさきくん、一世風靡セピア風なかぶさん、超絶キュートなみぞたくのUSA、どれも最高だった。
物販があまりにクソで並びすぎて頭がおかしくなっていた所にお見送りでみぞたくのキラキラスマイルを食らったので昼間は「まさきくんのブロマ一通り買えればいいや」って言ってたのに売場で「太田株元溝口ください」と言っていた。自分は洗脳されやすいという自覚が生まれたので今後気をつけようと思う。
ちなみにこの日も最前列だった。EXシアター六本木に愛された女だと思っていた。まさかEXシアター六本木運をここで使い果たしていたとは思いもよらなかったのであった。
9月9日 アイカツ!シリーズ5thフェスティバル!! 幕張メッセイベントホール
アイカツ武道館に行けなかったのもあって参加した。
キャストと歌唱担当が一緒に舞台に立っている姿は改めて一度アイカツが区切られたことを実感させられて、今までのいちごちゃんたちのアイドル活動や色んなもんが溢れ出してアホみたいに泣いた。この日涙腺がおかしくなって以降今でも挙動がおかしい。
京葉線が死んで福島に帰れなかったという意味でも泣いた。
10月20日、21日 ドリフェス!Presents FINAL STAGE at NIPPON BUDOKAN「ALL FOR TOMORROW!!!!!!!」日本武道館
こちらの感想は既に長々と書いたので。
私もドリフェス!になりました。勝ちました。以上です。
11月11日 THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 6thLIVE MERRY-GO-ROUNDOME!!! メットライフドーム(ライブビューイング)
ライビュとはいえドリフェス武道館直近のライブだったので自分の情緒が不安すぎたけれど始まる前から規模デカすぎ金かかり過ぎてて比べるレベルにもならなくて笑えてしまい楽しかった。
昨年のSSA初日は今後シンデレラのライブを楽しめるのか考えていたんだけど今回は春夏秋冬の遊園地というテーマが決まっていたので大分纏まりがあって良かったと思う。しかしその一方でキャスト本人がほぼ表に出なくなったのは賛否両論あるのかなあ。
48時代私の二推しであった佐藤亜美菜ちゃんが西武ドームのセンターステージでスポットライトを独り占めしてソロ曲を歌っている姿は感慨深すぎて泣いた。
11月19日 体内活劇「はたらく細胞」シアター1010
3月にドリフェスの皆のドリフェス以外の姿を見たい!と思いつつ武道館前に見ることが出来ていなかったかおるくんときみとくんを回収しに行った。ヒーローショーみたいで楽しかったしまともに2.5の舞台を見たのは久しぶりなので色々興味深かった。
ドリフェス組が毎日アクスタ完売させてるのを見てゲラゲラ笑っていた。「ドリフェスの3人は今後こうやってアクスタを完売させてくれるファンに末長くついてきて貰えるといいですね」と言ってる方がいて本当にそうだよなあとしみじみ感じた。
アフタートークではダブルまさきが相変わらずで助けを求められたきみとくんが「これがアミューズです!」と締めていた。「(事務所が)デカすぎてなんも言えねえや」と共演者が笑っていた。この時にはきみとくんの事務所移籍は決まっていたはずだと思うとこんななんてことないやり取りもなんだか重みができる。見に行けて良かった。
11月22日 Tokyo 7th シスターズ 4th Anniversary Live -FES!! AND YOUR LIGHT- in Makuhari Messe (ディレイビューイング)
ドリフェス武道館にダダ被りで涙を飲んだけどディレイしてくれたので見られた。良かった。
ナナシスもユニットが多くて散漫になってしまいそうなところをフェスという形にしたのは頭がいいなあと感心した。
しかし福島は客が15人程度で客層も非ウェイウェイだったのでコールも拍手もあまり起こらず着席してペンラを振る光る木魚の会になっていたのでやはり現場に行きたい思いが募った。
あとシンデレラは平気だったのにドリフェス武道館と同じ日にこんなにたくさん告知してたのが羨ましくて苦しくなった。オタク心は複雑だ。
12月1日 Act Against AIDS 「THE VARIETY 26」~遂に!俳優だけの武道館ライブ!!…大丈夫なのか~~!?~ 日本武道館(ライブビューイング)
現地申込時にはドリフェス武道館の後に武道館でパフォーマンスするあの子たちを見ることに不安があったけどあの日勝ってしまったので元気にビューイングを見に行けた。
ジェネリックハンサムwとか言われてたけどハンサムOBも参加してくれて豪華で良かったし、まさきくんのポジションが良くて結構カメラに映っていて良かった。
来年はハンサムあるといいな。あとDDの5人全員出れるといいな。
ミュージカル好きなので全体的に楽しかった。来年はミュージカルも見に行きたいな。
12月9日 Wake Up,Girls! FINAL TOUR-HOME- ~PART 2 FANTASIA~ 岩手県民会館
今年の夏に初めてまともにWUGちゃんを見てその時はこれで最初で最後だなあと思ってたのに年末に岩手に遠征していたので本当に人生どうなるかわからない。
ドリフェスの縁ももちろんあるけど何よりノースリーブスさんの10周年イベントを干された恨み辛み悲しみ怒りが原動力だったのでもしこれ読んでくださってるワグナーさんで既にドリフェスも履修済な方、これもご縁なのでノースリーブスさんも履修…いや彼女らはまたしばらくなんもしないと思うのでかわりにAKB49読んでください。
内容は別記事に詳しく書いたけど、改めて生での印象が良いことと、演出の思い切りやこだわりに「ファンが確実についてきてくれる」という信頼を感じて良いなあと思った。
チケット取れたらSSA行くので!楽しみ!
12月15日 劇団プレステージ第14回本公演『終わりtoはじまり』CBGKシブゲキ!!
ちょっと一年の最後に見るには重かったけどまさきくんの「教師との子供を妊娠中の女子高生」役で出産シーンまで見られたのは良い経験だったと思うし、彼がそういう役を任される役者であったことは良かったなあと思う。
また、本人も気にしていたようだけれど似たような役柄が続いていたのでここまでの変化球をこの年の最後に見られたことは本当に良かった。
以上です!多分こんなに遠征する年はもう無いと思うので!来年は心穏やかに色んなものを楽しみに行けるといいなあと思います。皆様良いお年を!
おーいドリフェスのオタクー!WUGちゃん見にSSA行こうぜ!
アニサマ行った・先月のアニサマ特番を見たドリフェスのオタクの皆様はご存知かと思われますが、女性声優ユニットWake Up,Girls!さん(以下WUGちゃん)は来年3月に解散します。
先日、FINAL LIVEが3月8日(金)にさいたまスーパーアリーナで開催されることが発表されましたので、ぜひ生のWUGちゃんを一緒に見に行ってほしいと思い、主にドリフェスのオタクとしてのオススメポイントなんかをまとめさせていただきます。
WUGって何?
Wake Up,Girls!というアニメ作品への出演及び作中で活躍するアイドルと同名のユニットとして活動するため、声優事務所の81プロデュースとavexが合同で行ったオーディションにより選ばれた7人で結成されたユニットです。
声優とアイドル活動どちらも行います。
あと苗字と漢字は違いますがキャラと担当声優が同じ名前なのを筆頭に3次元キャストに関するあれこれが2次元キャラに反映されてるところもあります。キャラになりきってステージに立っているわけではないけれど同じ衣装でのライブもします。
5次元やんけ!
いや、こちらはハイパーリンクといいます。
実際コンセプトは似ててもドリフェスとは別のものだなあと思いますが他のアイドルコンテンツと比べてキャラとキャストの距離は近く感じます。
さて、察しの良い方はもう気付いているかもですが7人共このオーディションきっかけで業界入り、デビューして現在に至ります。
つまりうちの薄紫と同じ環境です。
過ごしてきた長さじゃなくて分かちあった深さが大事なことは重々承知で言いますがこっちは3年、WUGちゃんは5年です。お、穏やかじゃない!
ファイナルライブの会場であるSSAは彼女たちが夢だと言っていた場所です。正直ファイナルはキャパ的に武道館あたりだろうなあという空気があった中SSAが用意されました。お、穏やかじゃ無さすぎる!
じゃあWUGちゃんどっから履修すればいい?
入口はたくさんあるので気になったところから入って欲しいです。私はアニメ→3次元でした。以下簡単にご紹介。
アニメ
アイドル青春スポ根ですが、大手事務所内でほぼほぼ悪意に晒されず展開されたドリフェスとは違い大分世間の荒波や大人の事情に振り回されたりします。
ただ、アイドルたちが頑張って困難を乗り越える姿は胸が熱くなるし、何よりオタクたちが熱いのでオススメです。めちゃくちゃ個人的な感想ですがドリフェスとWUGの共通点は「ファンがファンとして報われてる」ところだと思ってます。
さらに個人的すぎる話をしますが、アニメ1期2話前半がすごくしんどくてもう見てられない!と思ったのですが後半を見てアイドルとファンっていいよなぁと思ってそこからラストまでは楽しく見れたので、とりあえずそこまで見てみてほしいです。
また、アニサマでのWUGちゃんを見ている人は新章まで見終わった後あのパフォーマンスがまた違って見えると思うのでそこもおすすめです。
時系列は
7人のアイドル(映画)→TVシリーズ全12話→続・劇場版前篇 青春の影(映画)→続・劇場版後篇 Beyond the Bottom(映画)→TVシリーズ新章全12話
あと番外編として「うぇいくあっぷがーるZOO!」という短編があります。
各種配信サイトで配信してるようですが配信状況はまちまち。
・dアニメストア→Beyond the Bottom以外見れる。既に加入済の方が多そう。安い。※追記:新章の配信が12/31の18時までだそうです。ええ…
・アニメ見放題→TVシリーズ劇場版3作品ZOO全部見られる。安い。ソフトバンクユーザー以外はYahooのIDというかYahooウォレットの登録が必要。※追記:配信終わってました…
・あにてれ→TVシリーズ新旧ZOOが見られる他、3次元キャスト出演のバラエティ番組「わぐばん!」(私もまだ見てないのですが多分ド研みたいなものでしょう)が見られる
・U-NEXT→TVシリーズ劇場版3作品ZOO全部見られるけど高い。つか配信2018年12月31日までだった。え、マジで?
以上4つは初月無料なので利用できる方はぜひ。他にもあるかな?
時系列通りに見るのが一番かもですが私は続劇場版前後編から入って問題ありませんでした。
さくっと見たい方は公式が7人のアイドルから続劇場版前篇までのダイジェストを作ってるのでこれを見て続劇場版後篇→新章でも大丈夫です。
さらに時間が無い方はウィキペディアのWUGのページに詳細なあらすじが載ってますのでこれを読んで新章に突入できます
3次元
youtubeを「avex Wake Up Girls!」で検索すると公式が上げているMVやCMがもりもり見れます。WUGちゃんもかわいいのからかっこいいのまでバラエティ豊かで素晴らしい楽曲揃い!音楽担当は音楽集団MONACA。アイカツ!の音楽好きな人はきっと好き。
かわいい系
かっこいい系(オススメ)
MVではないですがアニサマで披露された曲
こちらもアニサマで披露された曲。テレビで放送された方です。
音楽はアニュータを初め各種配信サイトでも配信中の他、1月23日にはベストアルバムも出ます。
またニコニコ動画の方にWUGちゃんが色んなゲームに挑戦する「WUGちゃんねる」という番組があります。
人気の「WUGちゃんねる!」動画 102本 - ニコニコ動画
有料会員のみの動画もありますが無料でも十分楽しめます。
が、配信が2019年1月一杯…。とりあえず最新の忘年会(アーカイブ入りは来週かな?)見ておけば空気が伝わると思うので!おすすめ!※追記:2019年3月末まで配信延長になりました!おめでとうございます!
あとこちら私が履修する際にお世話になったワグナー(WUGちゃんのファンの総称)諸先輩の方の記事たちです。ありがたい!
ドリフェスとWUGで共通していると思うところ
アニサマ見た方は2曲目(テレビで放送された方)、サプライズを受けてメンバーが驚いたり泣いたりしている中、落ちサビのソロパートを力強く歌い上げたセンターの赤の子(吉岡茉祐さん)めっちゃ強いな!と思いませんでしたか?
彼女、ホームでもめちゃくちゃ強いです。生で見ると更に強いです。
センターが強いアイドルユニットお好きではないですか?私は大好きです!
あとメンバーの共通点は
・青(藍)のダンスが大きくてかっこいい
・黄色の顔が美しすぎて発光して見える
・緑のセルフプロデュース力が強い
・(薄)紫の笑顔がキラキラすぎてスパンコールみたいな星が降る
なんかがあります。こじつけぽいか。すみません。
とにかくどちらとも
生で見た時のパフォーマンスの印象がめちゃくちゃに良い。
DDちゃんや黒船さんを推していた時に「ライブに来てくれれば絶対好きになってくれるのに…」と思ったことはありませんか?私はあります…毎回思ってました…。悔しい…。一人でも多くの人が目撃してくれ…体感してくれ…。と呪詛のように繰り返していた2018年3月5日から10月21日でしたが、今現在当時の私と同じようなことを考えているワグナーさんもいるのです。見つからないことの悔しさを知ってる方、ぜひWUGちゃんを見つけに行ってください!
今から履修してライブ楽しめる?
私はアニメ履修してから1ヶ月、3次元に至っては10日程度の勉強(曲一通りとMV鑑賞とWUGちゃんねる二本くらい)でめちゃくちゃ楽しんで帰ってきたので楽しめると思うんですよね。
感想文→WUGちゃんを見に盛岡に行ってきました - 雑記
また、SSAの前にツアーがまだ残ってまして、1月5日の熊本公演と2月17日の徳島公演はまだチケット入手可能です。
でもファイナルはずっと好きだった人が行くべきでは?
その気持ちはごもっともなのですが上に書いたように一人でも多くの人に見つけて欲しい。
そしてWUGちゃんのリーダーである青山さんが先日ライブで「新規も古参も関係ねえ!」と言ってます。好きになるのに時間は関係ねえと我らが黒石勇人も言ってます。私もまだ履修して2ヶ月だ!
イケるっしょ!頑張っペ!Wake Up,Girls!
3月8日、さいたまスーパーアリーナでお会いしましょう!
おわまり感想文
12月19日にふせったーにあげてたやつに加筆修正したものです。
おわまりネタバレ全開感想文。めっちゃ長い。好き嫌いで言うと嫌いではないけど人に勧めるかと言うと慎重になる。でも他人の感想は聞きたい。って意味ではまさに「生きる」を描いた作品だと思います。
やはり第一にはまさきくんの出産ですが、初日に女子高生役だって記事が劇団公式から流れてきてネタバレにも程があると思ったけど実際見たら教師の子供を妊娠中だし劇中で出産までしたので女子高生役という情報なんてジャブでしかなかった。貴重な推しの出産シーン…。
まあそういうのは置いておいて真面目に。
一言で言うとSF作品の「じゃない方の人達」の物語だなと思った。これがSF映画の主人公だったら知恵や勇気や運や愛や友情で無事生還したり誰かの命や地球を救うんだけど登場人物たちはたまたまあの日あの車両に乗り合わせただけの一般人でここにはそういうヒーロー・ヒロインは一人もいなかった。
今回の登場人物たちってわりと皆物語の主人公になれそうな設定はあるんですよ。
一度は引き裂かれたものの恋人の本心を知り彼女とこれから産まれる赤ちゃんを助ける教師。
今まで仕事に追われてないがしろにしていた家族のために生還するサラリーマン。
過去に捨ててしまった息子と再会し二人でピンチを脱出して再び絆が生まれる親子。
世の中的には落ちこぼれと言われる人たちが協力して一発逆転。(デデデイはこれだった。意識してるのかな?)
ぱっと思いつくだけでこんな感じの話が作れそうで。でも誰一人そんなことにはならない。一人予知夢という特殊能力を持っていたけれどそれが活かされることも特にない。
記録してた映像が後々誰かに発掘されて…みたいなのもなさそう。
でも人生ってそんなもんで。皆それぞれ色々抱えてるんだけど映画の主人公のようにはなれない。通りすがりだから相手の物語に深入りすることも最後まで見守る事も出来ない。電車の中の人達を観察してそれぞれどんな生活してるのかなって考えてる時に浮かんだアイデアらしいけどまさにそんな感じの群像劇だった。
たくさんの登場人物がバラバラに行動してバラバラに自分の物語を進めていく中、終盤「女子高生の出産」にすべての視線が集まる。
皆、自分の人生や境遇や想いを重ねて今日会ったばかりの女子高生に向けて「頑張れ!」「産め!」という。自分の想いを重ねた結果家族が気になって家に帰る人までいる。「元気な赤ちゃん産めよ!」ものすごい他人事だ。潔すぎる。
小惑星が衝突し地上はもうどうなっているか分からない、医者もいない、子供の父親は自分に裏切られたという絶望のまま死んだ。繰り返し「産みたくない」「産みたくない」と泣き叫ぶ少女。
これはこんな環境でも産まれてくる生命に希望を託す、皆の心が一つになる美しいシーンなのか。
それとも自分ではない何かに勝手に気持ちや自分の物語や希望を重ねている残酷なシーンなのか。
ラスト。折り重なって倒れて動かなくなった生死不明の登場人物たちの中に産声が響く。
自分に覆いかぶさっている人たちをどけることもできない中、女子高生は生まれてきた赤ちゃんを抱くことも顔を見ることすらもできないまま「こんにちは」と声をかけて物語の幕は下りる。
あれは自分の子供に対する母の愛情なのか、
こんな状態でも産まれてきた生命に対する労りと祝福なのか、
今まで逃げて、流され、守られてきた彼女がやっと何かと向き合ったという物語の始まりなのか、
それとも自分の出産に向けられていた無責任な矢印が生まれ落ちた赤ちゃん個人に移行された安心なのか(さすがにこれは悪くとりすぎかな)*1
パンドラの箱からは地上におけるありとあらゆる災厄が飛び出したけれど底には希望が残った、というお話。
それは「『最後には希望がある』と思うことですべてを投げ出し、諦めて、絶望することができなくなったという災厄」なんていう意地の悪い解釈もあったなということを含めて思い出した。
どの登場人物に対しても明確な結末が描かれなくて(作中死んだと断言された教師くらい)想像の余地がたくさんある作品だと思うし実際色々考えてこんな長文を書いた。
今井さんも全員の物語を語る必要が無い。実際誰かの人生を全て知るってことはできなくて、断片的に知る事しかできないから的なことを言っていてそれは本当にごもっともだし。だからこういう風に見てる方に残るんだなと思う。
ただそれが上手いかというと、もうちょっとスマートにできたら良かったなとか。群像劇だとしてももうちょい強めの軸が欲しかったなってのが個人の感想ですかね。
ラストシーンが希望ならもっと分かりやすく、絶望ならば映画「ミスト」並みに打ちのめされる方が好みだけど、これは完全に好みだと思います。
他の方は何がどう終わって始まったと思ったのか聞きまくりたいな。
以下はただの太田オタの話です
これはまさきくんにすげえ役振られちゃったなってのが第一印象。めちゃくちゃ難解な役だし、ツイッター見るかぎり彼もまだ明確な答えはなさそう。
今井さんがどこまでまさきくん個人のことを彼女に取り入れたのか分からないけど、ドリフェスという後ろ盾が無くなりアイドルではなくなった彼が「自分の意志を貫けずに流されて守られて、でも最終的に子供を産み落とし作品の幕を閉じる人物」を任されたことに色々文脈を考えてしまう。推しの欲目だから。
千秋楽を終えたら彼なりの伝えたかったことや答えをききたいけどもやはり野暮ですね。
良い役だと思うし、熱演を生で見られて良かった。
あとずっと似たようなキャラが続いていたので今年最後に変化球な役を見られたのも良かったな。
あとまさきくんの足が細くて細い。抱き上げられてる時のお尻から太もものライン
が女子っぽくてドキドキしてたw
それとギター弾きながら歌ってるかぶさんが見てえというドリフェスでの夢をここで回収してしまってちょっと狼狽えたw
この役はWキャストでしたが多分今井さんの方がハマっていたのではないかなと思うので今井さん回見られなかったのが心残りです。円盤どちらも収録は難しそうだけども…ダイジェストの収録もなんか微妙だもんなあ。
*1:その後の今井さんの話とか聞くとやはりラストは希望の演出だったみたいなのでやはり悪く取りすぎました。すみません。
旅の終わりの話
WUGちゃんについて予習していたときに「彼女たちは同日内の公演ですらも進化してくるからできれば昼夜見てほしい」といったツイートを見かけた。
私は昼公演のみの参加だったので夜公演はどうなったんだ?と結構ワクワクした気持ちで夜参戦組のレポートを待っていた。
昼は奥野さんの上京物語、故郷とファンへの感謝と愛、今後の決意表明だった部分がメンバーからワグナーへのメッセージに変わったらしい。そしてMCを含めて「終わり」を意識させられるような内容だったと。
ああ、これは私の8月14日だ。と思った。
毎週土曜更新のドリフェスラジオを私は毎週月曜の帰宅時に聞いていた。休み明けのしんどい気持ちを元気付けるためだ。今年の私の盆休みは13日までだったのでいつもより1日遅れの14日。ETERNAL BONDSが初公開された回。
「七色の虹を描いて いま サイコーの先へ連れてくよ」
イントロ無しで始まるこの冒頭のワンフレーズで「あ、これはドリフェスを終わらせる曲だ」と思った。
前にも書いたけど、この曲はゲームのED曲だと感じた。毎週流れるアニメのEDじゃなくて、物語を進めて最後に到達した時に作中一度だけ流れるED曲。
私は悲観的な人間なので各数字を見てはその度に終了を覚悟していた。終了発表後もコンテンツの記録を残して欲しいという要望は出したけどプロジェクトを続けて欲しいという内容は一切送らなかった。自分がタダ働きや仕事に見合わない薄給が大嫌いだからドリフェス関係の方たちにそんなこと要求できないと思っていた。
ファンのみなさんが色々活動していたからもしかしてという気持ちもなくはなかったけれど船のシングルの数字を見てその気持ちは引っ込めた。高額商品をポンと買うオタクも抱えているけど圧倒的に母数が少ない。イベント先行券やリリイベも無かったから…とも言えるけど逆に言えばそういう付加価値を追加しなければ数字が立たないということで、それはキャストの皆の時間を使うということだ。
昨年後半は行脚やファンミに各イベントの登壇、各ライブのゲストとほぼ毎週末ドリフェス関連の仕事だけで埋まっていたのが3月以降みぞたくを筆頭に皆役者の仕事が立て続けに入っていた。「こういうことだ」と事実を持って証明された気分だ。俳優志望でこの世界に入った若者たちに自分の夢に繋がるチャンスを棒に振ってでも私が飽きるまでアイドルしてくれなんて絶対に言えない。
今回のライブは〇〇くんが舞台で忙しくて参加できないので4人でやりますって言うのは嫌だし、役者に専念したい人とユニット活動したい人が対立して空中分解されるのは一番見たくない。
2次元の奏たちが切り離されてただの3次元アイドルユニットになってしまうのは寂しいから一緒に終わるのはむしろ美しいじゃないか。
仕方ないよ。仕方ない。
以上、全部建前です。
いやいやいや、終わるなよ。まだこっちはめちゃくちゃ楽しんでるんだよ。アプリも次はいつきの過去話だなって楽しみにしてたんだよ。慎くんと純哉くんだけってずるいだろ。2人やったら残り5人やらなきゃバランス悪いだろ。グレープヴァインも実装されてねえぞ。こっちはジャンピング仲直りアプリでどうするのかめっちゃ気にしてたんだぞ。見えないライバルにエアタッチするのか、ファンに向かってハイタッチしにくるのか、その時はファンと喧嘩したのかwってつっこむ準備はできてたんだぞ。
ユニットもとりあえず残しとけよ。ノースリーブスなんて新曲もイベントもなんもなくてラジオでは最新シングルですって2年前の曲平気で流してたんだぞ。告知することは特になくても3人が集まって喋ってればオタクは幸せだったんだよ。まあ終わったけど。でもたまにどっかに出て2、3曲歌って踊ってくれて。それでいいじゃないか。全員同じ事務所だろ?ハンサムって場もあるだろ?
ふざけんなよ、終わるなよ、もったいないよ、まだ全然見つかってないぞ、絶対彼らが刺さる人がまだまだ残ってんだよ、終わんなよ。
久しぶりに建前の蓋がふっとんでわっと本音が頭を駆け巡ってぼろぼろ泣いて「ああ、本当に終わるんだな」という実感が来た。2ヶ月後武道館でこの歌を歌ってドリフェスは終わるんだ。
私は勝手に歌から受け取ったけど、ワグナーさんたちはWUGちゃん本人たちから受け取った。
この話を知った時私はあの日を思い出して、それはとても辛いだろうと思った。
でも今ちょっとそういうことをやり合える信頼関係が羨ましいとも感じている。
ドリフェスのオタクたちはとにかくファイナルという言葉を嫌がってヒステリックに騒ぎ続けた結果キャストや公式の方がファイナルという言葉を使わなくなった。本当にそんなとこまで気を使わせてしまって申し訳なかったと思っている。
聴く度に涙が込み上げて胃がグルグルするからアルバムは2周くらい聴いてそのまま封印した。
でもアニサマで、彼らのことを知ってる人が1%もいないんじゃないかという場で、堂々とした全力パフォーマンスで会場を湧かせている姿を見たらなんだか色々大丈夫だなという気持ちになってアルバムも楽しく聴けるようになった。この子達なら絶対前向きで楽しい武道館になるという確信を持てた。それにこうしてまだ誰かに見つけてもらえる。時間は無いけどまだまだ遅くはない。
繰り返しまさきくんが使っていた「武道館で待ち合わせね」という言葉も効いたと思う。こんなワクワクドキドキさせるような言葉を出したまさきくんはアイドルの天才だ。それにこれは普段からこの手のキザなことを言いまくっていたまさきくんと、彼氏力が強く意外に強気ないつきだからこそ意味も説得力も自然さもある。
私は正直WUGちゃんたちのことを全然知らないんだけど、こういうことの口火を切るのが奥野さんらしい、奥野さんだから出来た、と言ってる方たちを見かけて、ここにメンバーとファンの歴史や信頼関係があるんだなと感じた。
本当にたまたまだし向き合わせる方向性は違うけどまさきくんといつき、奥野さんとかやたんがそれぞれ緑担当なのも縁があってちょっと笑った。そういえばいつき以外は最年長繋がりでもあるんだな。
AKBを追っていてたくさんの女の子たちの卒業を見送ってきたがびっくりするくらい卒業にはそのメンバーの人となりや生き様が現れる。
ファンとの交流や時間を大切にする人、残されるメンバーのために何か残そうとする人、自分がやりたいことを詰め込んだイベントやライブパフォーマンスをする人、一大イベントとして皆を巻き込んでお祭りをする人、お別れの場も作らずある日いきなり去っていく人。本当に様々だ。
ドリフェスは「武道館という場に俺らは立つから!サイコー超えたライブにするから!ここまで来い!」とちょっとリードした状態で我々に挑戦していて、私たちは必死な思いで日々を繋いで人を増やして武道館に辿りついてあの日一緒に勝てたんだと思う。うちのセンター様は勝ち負けで考える戦闘民族で我々はライバルでお互いバチバチにやり合って来たから。我々らしい生き様が出ていたな、と個人的に思う。
WUGちゃんとワグナーさんたちはどうなのだろう。第三者から見ると地方を回って会いたい人が会える機会を作って、先日の盛岡のようにメンバーがファンに来て欲しいところに呼んで、一緒に思い出作りをしているようにも見えるし、とにかく生で見たWUGちゃんが強かったから「私たちまだまだ強くなるから見ててね!ワグナーも強くなってね!」という最強を目指す武者修行の場であるようにも感じる。本当に私は1ヶ月半前にふらっと来て触れた人間でワグナーさんとじっくり話したことも無いので実際のところは全然分からないし、中には色んな思いの人がいるはずだからこれだという断言はできない。けれどWUGちゃんたちがワグナーさんのことを信頼してるんだなというのは分かる。
このツアーが終わった後の予定は今現在分からないんだけれども良い旅になるといいなと心から思うし、きっとそうなるだろうと思っている。
ここから下は完全に蛇足の話です。
この長文、上の半分くらいはドリフェス武道館前に書きなぐってそのままにしていたものだ。暗い内容だけど当時の正直な気持ちだから一応取っておいて一生寝かせてるつもりだった。
WUGの盛岡昼公演を見て夜公演の感想を見て続きを書いたけれどそれでも表に出すつもりはなかった。
ただ今日12/16に更新された奥野さんのブログの内容とそこにドリフェスのオタクから贈られたフラスタの写真があるのを見て、あ、やっぱり人の目に触れるところに出しておこう。となんとなく思った。
昨日12/15に劇団の本公演でリーダーが本人にヒアリングした結果出来上がったあの役をやっているまさきくんを見たのとパンフレットで「ドリフェスが終わって」と言い切っているのを見て、もう気を使わせることも無くなったんだなとしみじみ感じたからというのもある。
その時どれだけ頭の中を締めていても人はどんどん忘れていくし感情は生ものだから新鮮さはなくなるのでやはりどこかに書き留めておくのは良いことだな。消せないTwitterの下書きもどこかで役にたつかもしれない。
以上、アイドルは通りすがりの誰かの背中を押すこともあるんだなあと押された側のお話でした。ドリフェスくんたちも誰かの背中を押せてたかな?
WUGちゃんを見に盛岡に行ってきました
駅前でチラシまいてた子たちが盛岡でライブやるって言ってたからさー。いってみようかなって。
— よしこ (@yoshiko_80) December 9, 2018
っていうハイパーリンクごっこ
6時半前だとまだまだ暗いからまた時間合わせて行こう pic.twitter.com/3dJalrI3p2
そんなわけで盛岡行ってきました。
アニメは完走して3次元も各MVとWUGちゃんねるをちょこっと見たけれどやはり生でパフォーマンス見ないと推しは決まらんなーと思い、とりあえず2次元の推しがかやたんなので奥野さんを推すことにして手持ちの緑色した応援グッズを身に付けて参戦。理由あって緑色のものたくさん持ってて良かった…。めっちゃITSUKIとか書いてあるけど…。
まだ横須賀公演を残してるので派手なネタバレは控えますけれども、最初ファンタジアって聞いてでずにーかな?(フォントの選択も意識してると思う)と思ったら客入れの音楽が古き良きスクウェアRPGのBGMで、始まったら明らかにアレで、最終的にイマジネーションという単語が出てきて舞浜の海の方でほぼ毎晩公演しているあれを思い出して、今まで散々WUGちゃんに48やドリフェスを重ねて来たんですけどここにきて舞浜まで重なってくるのかと全然関係ないところに感銘をうけました(Dオタ歴10年です)
え、っていうかこれファイナルツアーですよね?一応3部構成の2部ですけどこんな遊び心満載で大丈夫なんですか?映像もめちゃくちゃ凝ってますけどこういうの1部でもやって来たんすか?すごいな!!
皆絶対色んな思いや感情があるけどやっぱり全力で楽しむのが一番でしょ!という粋さを感じました。推せます。
とりあえず初の現場だったので各メンバーへの感想を
まゆしぃ
アニサマで見たPolarisのソロパートの強さが印象的だったんだけれどもあれは泣きそうになるのと戦った結果強そうになってしまったのかと思っていたがホームでの彼女も強かった。歌も強いんだけども特にジャンプが滞空時間長くて強そうで格ゲーのキャラクターみたいだった。強くてギラギラしてるセンター様が大好きなのでやっぱり大好きだ!
MCでは「おちゃらけていないと泣きそうになる」と言っていてキャストが泣くようなことをするワグナーの行動に文句を付けていたのでやはり戦っていたから強そうだったのかもしれない。
あいちゃん
喋り方やご本人の雰囲気に反してダンスがめちゃくちゃかっこいい。同じ振付なのに他のメンバーの1.5倍くらい動いているのではないかというくらい大きく感じる。ヒラヒラするものに目が無い女児なのでターンの度にあいちゃんを見てマントやスカートが大きく綺麗に翻るのを見てはやったー!となっていた。
みにゃみちゃん
ナナシスのライブで見た彼女がめちゃくちゃザ・アイドルでかわいかったのでWUGでもそんな感じなのだろうと思ったらかなりかっこよいというか色んな面が引き出されていてびっくりした。思えばプリパラで一人三役の同一人物で結成されたアイドルユニットを演じ分け・歌い分けしていた人だ。改めてめちゃくちゃすげえ人だと感心した。
よっぴー
彼女もめちゃくちゃ歌が上手くて強い。生で聴くと迫力が全然違う。パフォーマンス中の表情の変わり方や動きの緩急の付け方にちょっと古巣の自分の推しを思い出した。WUG以外でのパフォーマンスもめちゃくちゃ見たい人(ときドルで見たかった…つばささん2推しなので…)
一方MCではへっぽこさを遺憾無く発揮していて愛嬌の塊みたいな人だなと思った。好きになっちゃうな…
ななみん
とにかく華やか。まとっているオーラがキラキラしている。スパンコールみたいな星が降っているんじゃなかろうか。もともとスタイルが良い上に所作が綺麗なのかな?指先まで美しく感じる。シンデレラの現場でもその際立つ輝きにドキドキしてたんだけどWUGだとかっこよさも追加されるので本当にやばい…(語彙がない)
かやたん
小柄で喋り方も動きもかわいらしい中に最年長の気配りや安心感が見え隠れしてとても魅力的な方だと思う。歌声も基本的にかわいいんだけどちょいちょい色気が顔を出しててとても好きな声。今回のライブの良さは彼女の優しさや勇気や色んなものでできたんだろうなと思うので本当にありがとうの気持ちで一杯です。
みゅーちゃん
アイドル。遠くから見ても分かるキラッキラの笑顔。彼女も手足が長くてダンス映えして綺麗なんだけどもとにかく動きがアイドル。ちょっとした振りやちょっと止まった瞬間の姿がアイドル。私の中の48オタクの部分が劇場で見てえ!と叫んでいる。近くで見たら確実に釣られると思う。
本編の感想
やはりあのかやたんの上京物語映像(81番に鳥肌立ったんですけどこれは界隈では有名な話なのでしょうか…)からの合唱の流れがめちゃくちゃ印象的で、涙がぽろぽろ流れて止まりませんでした。
Twitterでも触れたんだけども岩手出身の彼女が、岩手を拠点に活動している合唱団と、岩手で愛されている歌を歌う、っていうのは彼女が故郷に錦を飾っているのと同時に岩手はこんな素晴らしいところなんだよという愛とか誇りを見せて貰っているようで、ご当地アイドルっていうのは地元に元気を与えるのだけでなく他の地方からファンを引っ張ってくる存在でもあるんだよなと再確認させてくれて、これはWUGっていうコンテンツならではだなあと思ったしそういう部分を見られて現場来て良かったなと思いました。
「言の葉 青葉」はこの曲が作られた頃ってまさにアニメ1部のかやたん回のようにようやく復興が動き出した頃で、それが今の岩手で岩手の方によって歌われることの意味を考えると本当に色々感慨深いです。一緒に歌えて光栄でした。
アイドルのライブでスタンディング・オベーションが起こるって中々見られない(まず着席しない。着席させてじっくり聴かせる時点で凄い)しあんなに長くて大きな拍手もなかなか聞かない。まだライブ途中なのに大丈夫なのかって思いながらオイオイ泣いてました。
最後の曲、まゆしぃがペンラをかやたんの色である緑にしてほしいと言ってワグナーの皆さんがそれに応えて会場が緑一色の景色になるの見て、なんだかとても良い現場だなあとしみじみ嬉しくなりました。
私はWUGを見たのは本当にたまたまで、アニメ見てWUG内で一番好きになったのがかやたんで、チケットが残ってる中での最寄りが盛岡だっただけで奥野さんが岩手出身だと知ったのはチケット取った後だったし、そもそもアニメ見始めたのも10月末でWUGというコンテンツにちゃんと触れて1ヶ月ちょいでこんな現場見せて貰っちゃって良かったのかな?という恐れ多い気持ちもあるのですが、この現場に来れて良かった、間に合って良かった、と心底思ってます。
ドリフェスの終了告知で一番悔しかったのが彼ら14人のことを好きになってくれる人がきっといるのにその人たちにまだ見つかっていないことだったから、ワグナーさんにもあの頃の私と同じ気持ちでいる人がいるのではないかという思いもあっての今回の遠征だったのですが、本当に良いものを見せて貰えたし、まだ間に合うからもっとたくさんの人に見つかってほしいと思いました。歴1ヶ月でこんだけ楽しかったから今からでもきっと間に合うんですよ。マジで。
改めて私をここに連れてきてくれた色々な縁に感謝と、WUGちゃんとワグナーさんたちが怪我なく健康に楽しく完走できますようお祈りしてます!ありがとうございました!
WUGアニメ完走しました
前回劇場版前後編のみ見た感想をあげまして、その後
七人のアイドル→TVシリーズ1部→新章
と見終わったので感想を書いておこうと思います。相変わらずドリフェスとかAKBとかにめちゃくちゃ重ねてるのでよろしくお願いします。あと長文です。
七人のアイドル、話は淡々と進むしBGMが少なく作中が静かで、あとキャスト陣の演技もまだまだ拙いのもあって、なんとなくリアルな空気だなあって思いながら見ていた。
その雰囲気の中であのブランコのシーンが少年誌のちょいエロラブコメが始まったようでちょっと違和感があったり、パンチラに関しては居心地の悪さや嫌悪感があってこの後の視聴に若干不安がよぎった。色々言いたいことはあるんだけども、端的に言うとやはりパンチラは強いんすよ。見ちゃうんですよ。意識がそこにいっちゃう…気が散ってしまう…のがせっかくの山場のライブシーンなのになんかもったいないなあと。
まあそんなこんなでスタッフロールが始まって曲に集中できる状態になり、改めてド新人のアイドルグループにこんなかっこいい曲を振る采配は推せるなあなんてぼんやり考えているところでまゆしぃのソロパートが流れ、なんだかざわざわっとした。この頃のWUGちゃんはまだまだ荒削りなのと、かわいい声の人が多いのでかっこいい曲でも全体で歌うとキャイキャイした雰囲気になる中、まゆしぃのあの綺麗で力強い声が朗々と流れる。強い。
これは単純に彼女の歌が上手いっていうのもあるんだけども、彼女のセンター力にこれがセンターだ!という曲の演出が完全にキマっていて説得力でぶんなぐられた形なんだと思う。前田敦子が絶対センターとして立っていた時代の48に育てられたオタクである自分、センターが強いアイドルが大好きです!やはりWUGのアイドル観は推せるんじゃないか?となって無事本編に進めた。
2話前半の皆がいたたまれなくなりタオルを投げ入れたい気持ちで一杯になりくじけそうになったが、後半パートでアイドルの道を選んだみゅーちゃんを応援してくれるオタクたちとそれに感激して再びWUGに戻ってくれたみゅーちゃんを見て泣いた。
みにゃみちゃんのために垂れ幕を作って、お日様のようだからと黄色を選んでくれるおばあちゃんたちを見て泣いた。
WUGが大好きなのに思うようにできなくて逃げ出してしまうあいちゃんに、なんとなく任されたリーダーの重荷にボロボロになりながら責任を果たそうとするよっぴーを見て泣いた。
まゆしぃの本音を引き出すために自分の傷をさらけ出すかやたんの実直さと不器用さに泣いてそこまで一人で抱え込んでいたまゆしぃの孤独にも泣いた。
ななみんに関してはもう既に彼女のバックボーンが良くわからないまま見たBtBで泣いている。
今までずっと推してきたWUGちゃんが大きな舞台で素晴らしいパフォーマンスをやり遂げるのを見て泣く大田さん(作中一番感情移入していたのは彼だ)にはずっとずっとDearDreamがもっとたくさんの人に見つかればいいのに、どうやったら彼らを見てもらえるんだろうともがいていた自分が重なって泣いたし、自分の推しが輝いて誰かに認められた瞬間の喜びを知っているから心から祝福した。
涙もろい方ではあるけどそれにしても終始こんな調子だったのはきっとWUGの皆やそれを応援する人たちに今まで私が推してきたアイドルやそのオタクだった自分が重なったからだと思う。
トップアイドルとして君臨してギラギラに輝きつつも国民的サンドバッグとして大した理由もなく軽い気持ちでボコボコに叩かれたり大人の事情で右往左往させられていたAKBの皆とそれを応援して一喜一憂していた自分、メキメキと成長して行くDearDreamとそれを見守れる楽しさと高揚感と中々各数字が伸びず「現場に来てくれれば絶対好きになってもらえる自信があるのに…」とずっと悶々としていた自分と、3月のあの発表から先月の武道館までの日々。
色んなもんが乗っかってのこの感情だった。
見たら「もっと早く知りたかった!」って後悔するかなあと思っていたけれど、多分今のタイミングじゃなかったら「良いアイドルスポ根だったね」だけで通り過ぎたかもしれないので今が私のWUGに出会うタイミングだったんだと思う。
新章はキャラデザよりオーバー気味なキャラの動き方や画面の作り方になかなか慣れなくてどうかなあと思っていたけれど私の推しメンであるI-1clubのしほっちさん(先に見た劇場版前後編で一番好きになったキャラで「全力で来て。全力で潰すから」に痺れたのでそのまま一推しになった)の掘り下げもあり、あとやはりI-1には48さんと重なるところがたくさんあるので彼女たちの物語を見られて良かった。各地方チームのエースをとりあえず本店に兼任・移籍させていたころのモヤモヤがね…蘇りましたね…。
最終話は立派にオリジナル曲をやりきったランガちゃんにSHINING LINE*を感じて、ちゃんと作中でも3次元でもバトンが渡った相手がいるって羨ましいな、と思ったり、とにかく畳み掛けるメドレーがめちゃくちゃ楽しかった。
全国のアイドルが繋がる「Polaris」はアイドル愛に溢れていてやはり泣いてしまった。
ここからラストにかけて、生身のアイドルたちでマキナXを倒す!や、バーチャルよりも現実の方が強い!ではなくマキナXも含めてアイドルすべてを肯定していて、とても幸せだ。
2015年のFNS歌謡祭がAKBグループ、ももクロ、モー娘。、乃木坂、欅坂、°C-ute、アンジュルム、エビ中、しゃちほこと総勢99名のアイドルのコラボパフォーマンスというどえらい企画をした年で、皆で「人生そんな悪くないよ」と歌った恋するフォーチュンクッキーにはピースフル過ぎて本気で世界平和まで感じた。あの時の気持ちに似ていた。
それと同時にアニサマでは「WUGちゃんは歴史があるからこうやって同じ時代を生きたアイドルと後輩に送り出して貰えるんだなあ」と漠然と思っていたのが、あれはただのメッセージじゃなくてれっきとした共演だったんだ!ということに気付いて目から鱗が落ちまくった。
フェスは色んなアーティストが集まって、出演者とそのそれぞれのドラマを全部を知っている観客は多分いないと思う。
きっとあの場にいたけどDDが活動停止を控えていたことを今でも知らない人や緑の人はかたぎりいつきくんだと勘違いしたままの人もいてwそれはそれで全然良いんだけど、あの日をきっかけにDDを知って彼らの物語を追ってくれた人や武道館に参加してくれた人がいたことがとても嬉しくて、アニサマという場に感謝していた。
今自分が逆の立場になってあの日が無かったらWUGちゃんは私の中で「ちょっと珍しいご当地声優アイドルユニット」で終わっていただろうから改めて感謝している。
WUGちゃんの何が好きかなと言うと、二次元を通して三次元のアイドルが透けて見えてくるところと、三次元キャストだけでなくアイドルという存在そのものへの愛を感じるところで、ドリフェスでも同じ感覚があって、それはずっとシリーズ構成の加藤さんのアイドル観だと思っていたけどきっとそれだけではなくて、アイドルを間近で見ながら作る作品はそういうところがあるのかなあなんて考えた。WUGの第一印象がAKB49とAKB0048と似た感触だったのもそこなのかな。
あとアイドルのファンに優しい。アイドルだけでなくそのファンまでリスペクトしていて、ちゃんとファンとして存在させてくれる作品はあまりなくて、ドリフェスはそこが好きなんだけども、WUGもオタクが格好良くて大田さんは模範のようなオタクでありつつ最後まで特別扱いされない。その哲学がとても推せた。
私たちはアイドルの一ファンであり、アイドルの特別な誰かにはなりたくないんだよなあ。
そんなわけでWUG面白かったです!
岩手までにあとどんだけ知識入れられるのか分からないけど楽しみだなあ。
あ、二次元のWUGちゃん内での推しはかやたんです!ドリフェスの推しと緑繋がりで綺麗にまとまった!
ドリフェスと48のオタク、WUGを見る
アニサマから武道館にかけてのドリフェスのオタクとWUGのオタクのエモい関係がちらほらネットに上がってまして、私もそういう流れでWUGアニメ見ましたとかそういう話だったらいいんですけども、私がWUGを見た流れは↓
ノースリーブス(AKB内からの派生ユニット)10周年記念イベント先行を干されて悲しみと怒りにくれる→一般まで干された時に心を埋める何かを探す→ノリとテンションで最近ドリフェス現場で縁があったWUGちゃん見に岩手まで行くかという気持ちになる→「今から履修するにはどうすりゃいいんだ?」と空中でつぶやいてたら優しいワグナーさんに見つかって時系列や配信サイト教えてもらえる→劇場版前後編の後編が10月末で配信終了なの教えてもらったのでとりあえず劇場版から見る。
これです。熱意とかそういうんじゃなくてやけっぱちのそれだしあと時系列教えてもらったのにいきなり途中の劇場版から入ってます。が、今思うとそれが良かったと思うので、あと前の話知らない状態の感想も後から自分が見たら面白いかなと思うので書き留めておきます。
前提として私はアイドルグループとしてのWUGの成り立ちと存在は一応知ってます。福島県民なのでイオンのCMとか店内放送は聞いてて結構本格的にご当地アイドルに取り組んでるんだなーと思ってました。解散するのも知ってました。アニサマで一回だけ生で見てます。
アニメの方はTV放送開始した時にあのパンチラや水着営業に対してフルボッコに言われてるのがアイドル好きが多い私のTLにも流れて来てて(二次元女性アイドルコンテンツのオタクと48のオタクどちら側からも流れて来てました)その印象が強かったんですが地元でもBSでも放送無かったので見てない。のでなんとも言えない。
そんな感じです。
「青春の影」「Beyond the Bottom」の感想
・WUGちゃんについて
この映画の時点では個人でもチームとしても既にある程度成長しているんだろうなあという感じで終始安心して見られた。
今まで一緒にやってきたであろう彼女らが実力でランク分けされるも誰も下の子を責めずむしろ自分から自分がこの位置なのはヤバイと思うという話をしてきたり、2曲目が売れなかった時もフェスでトイレタイムになった時も皆沈むけど絶対折れない。
東京からまた仙台に戻った時もちょっと心配になるくらい皆にへこむ描写が無かったけれど、それは彼女たちにとってまだ「負け」では無くて、勝つために地元に戻ってまたここからやっていこうっていうことだったんだなということに気付いたらここまで来るのに色々修羅場くぐってきて強くなったんだろうなあということが察せられた。正直序盤の印象はフワフワしてる感じだったのに思ってた以上にこの時点の彼女らは強い。あと地元戻ってからやってることが全国行脚だったのもなかなか面白かった。一見それ東京いてもできたやんけと思うけどやはり基盤がホームなのは精神的にでかいんだろう。ご当地アイドルだもんな。あと福島の郡山駅前にも来てたので嬉しかった。
ななみちゃんが宝塚的なものに入るため抜けるという話の時も誰も止めなかった。彼女にとってそれがどんなに大切で大きな夢かメンバーが知ってるんだろう。ななみちゃんが会場に来てくれたあたりは普通に泣いた。ここまで私がななみちゃんと出会って1時間半。早すぎっしょ!いやいやちゃんと感情移入できる作りになってるしあと他の色んなアイドルがよぎったのもまああります。48さんは夢見つけて巣立つシステムだからたくさん見送って来たし。あと佐々木純哉とか。
そんな感じで7人に対してはみんな良い子だなあと思うのと同時に彼女らのドラマについてはやっぱTVシリーズ見るべきなんだろうなあってなりました。
・I-1clubについて
いや、これ完全にモデルAKBですよね。現在アイドル界のトップに君臨する大人数アイドルグループってだけでそうだけどセンター交代で世代交代とか思い当たる節しかない。こんだけ大所帯のアイドルなのにミリオン割れの責任がセンターに集中してるのとか分かりすぎて胃が痛くなる思いだった。いや、一応まだ48さんは割ってないんだけど毎回次はヤバいって言われてて、推しがセンターの時にそれだけは避けたいっていつもはしない複数買いしたこと思い出した…。新しいセンターの子が手放しでやったー嬉しいー!って感じではなく重圧で辛そうに見えるのもリアルだ…。I-1のことは存在すら知らなかったのでここで思わぬダメージを受けた…。
売上対決に負けて福岡に左遷(に見える)されたしほちゃんが決して腐らずにそこで立ち上げるアイドルグループで因縁のあるまゆしぃと改めて対決する!という姿に燃えたので推しはしほちゃんに決まりました。WUGちゃんじゃないんかい。
あ、ここのまゆしぃとしほちゃんの距離感と関係性も良いなと思った。
・オタクがアツい
フェスというアウェイに推しを送り出す心境とか、苦境に立たされている推しを見て自分たちで何かできないかと考えてる姿とか完全に俺らやんとなってめちゃくちゃ親近感を覚えた。私は全然オタク同士での交流はしてこなかったけれど48さんの総選挙の時や生誕祭、卒業公演の時に率先してなにかしてくれてるオタクの方たちは遠巻きに見ていたし一部には参加させて貰った。他の出演者が女性アーティストばかりというDearDreamのアウェイっぷりに少しでも会場内のDDオタの人数増やしてでかい声でエール送ろうと思ってアニサマも参加した。売上がイマイチだと思われたくなくてコラボ関連も積極的に行ったし買い物もした。やっぱり思い当たる節がありまくる。もちろん完全にノーマークだったので心を抉られた。
・楽曲が良い
アニサマできいたPolarisが良い曲だなーくらいであとはイオンで繰り返し聞いてたあの曲しか知らなかったんだけど前編後編どちらも主題歌が良かったし、あと作中で流れるI-1の曲やライバルアイドル、ダメな曲扱いされたWUGの2nd曲とかバリエーションが豊富で面白かった。スタッフロールに田中秀和やMONACAの文字が見えたのでそりゃあアイカツ大好きな私は好きだわなあと納得した。
そんなわけで
劇場版前後編面白かったです。
見るきっかけの一番最初はドリフェスでのご縁なんだけれども感覚としてはAKB48本体と、それの派生作品であるAKB49(漫画)、AKB0048(アニメ)の方が近くて、私はこれらの作品もアイドルスポ根ものとして好きなので、これらが好きな人にお勧めしたい。
逆にワグナー諸先輩方で知らない方いましたら是非見ていただきたいです。49の序盤は特に。1万円公演編まででもいいから。
頑張るオタクたち見てると3月のプロジェクト終了発表以降の自分たちが思い出されるのでドリフェスのオタクとしても響きましたし、改めて「アイドル本体ではなくオタク同士のご縁」を感じましたw
2次元と3次元の関わり方に関してはまだ見えてないので似てるか別なものなのかはまだ判断できないかな。
あ、あと本放送開始時に流れてきた情報通りの内容が最序盤にあるとしたらそこで引いてしまって終わったかもなあと思うと、ここから入ったのはむしろ良かったんじゃないかなと思うのでタイミング的にはラッキーだったのかな。
彼女たちが何を経てここまで来たのか気になるのでこれから時系列通りに見てみようと思います。
なおノースリーブスさんの現場は一般まで完全に干されました。(BSスカパーで中継決定したのでかろうじて死は免れました)
岩手、イケるっしょ!!!!!!!