雑記

長くなりそうな話を投げています

ドリフェスと48のオタク、WUGを見る

アニサマから武道館にかけてのドリフェスのオタクとWUGのオタクのエモい関係がちらほらネットに上がってまして、私もそういう流れでWUGアニメ見ましたとかそういう話だったらいいんですけども、私がWUGを見た流れは↓

ノースリーブス(AKB内からの派生ユニット)10周年記念イベント先行を干されて悲しみと怒りにくれる→一般まで干された時に心を埋める何かを探す→ノリとテンションで最近ドリフェス現場で縁があったWUGちゃん見に岩手まで行くかという気持ちになる→「今から履修するにはどうすりゃいいんだ?」と空中でつぶやいてたら優しいワグナーさんに見つかって時系列や配信サイト教えてもらえる→劇場版前後編の後編が10月末で配信終了なの教えてもらったのでとりあえず劇場版から見る。

これです。熱意とかそういうんじゃなくてやけっぱちのそれだしあと時系列教えてもらったのにいきなり途中の劇場版から入ってます。が、今思うとそれが良かったと思うので、あと前の話知らない状態の感想も後から自分が見たら面白いかなと思うので書き留めておきます。

 

前提として私はアイドルグループとしてのWUGの成り立ちと存在は一応知ってます。福島県民なのでイオンのCMとか店内放送は聞いてて結構本格的にご当地アイドルに取り組んでるんだなーと思ってました。解散するのも知ってました。アニサマで一回だけ生で見てます。

アニメの方はTV放送開始した時にあのパンチラや水着営業に対してフルボッコに言われてるのがアイドル好きが多い私のTLにも流れて来てて(二次元女性アイドルコンテンツのオタクと48のオタクどちら側からも流れて来てました)その印象が強かったんですが地元でもBSでも放送無かったので見てない。のでなんとも言えない。

そんな感じです。

 

青春の影」「Beyond the Bottom」の感想

・WUGちゃんについて

この映画の時点では個人でもチームとしても既にある程度成長しているんだろうなあという感じで終始安心して見られた。

今まで一緒にやってきたであろう彼女らが実力でランク分けされるも誰も下の子を責めずむしろ自分から自分がこの位置なのはヤバイと思うという話をしてきたり、2曲目が売れなかった時もフェスでトイレタイムになった時も皆沈むけど絶対折れない。

東京からまた仙台に戻った時もちょっと心配になるくらい皆にへこむ描写が無かったけれど、それは彼女たちにとってまだ「負け」では無くて、勝つために地元に戻ってまたここからやっていこうっていうことだったんだなということに気付いたらここまで来るのに色々修羅場くぐってきて強くなったんだろうなあということが察せられた。正直序盤の印象はフワフワしてる感じだったのに思ってた以上にこの時点の彼女らは強い。あと地元戻ってからやってることが全国行脚だったのもなかなか面白かった。一見それ東京いてもできたやんけと思うけどやはり基盤がホームなのは精神的にでかいんだろう。ご当地アイドルだもんな。あと福島の郡山駅前にも来てたので嬉しかった。

ななみちゃんが宝塚的なものに入るため抜けるという話の時も誰も止めなかった。彼女にとってそれがどんなに大切で大きな夢かメンバーが知ってるんだろう。ななみちゃんが会場に来てくれたあたりは普通に泣いた。ここまで私がななみちゃんと出会って1時間半。早すぎっしょ!いやいやちゃんと感情移入できる作りになってるしあと他の色んなアイドルがよぎったのもまああります。48さんは夢見つけて巣立つシステムだからたくさん見送って来たし。あと佐々木純哉とか。

そんな感じで7人に対してはみんな良い子だなあと思うのと同時に彼女らのドラマについてはやっぱTVシリーズ見るべきなんだろうなあってなりました。

 

・I-1clubについて

いや、これ完全にモデルAKBですよね。現在アイドル界のトップに君臨する大人数アイドルグループってだけでそうだけどセンター交代で世代交代とか思い当たる節しかない。こんだけ大所帯のアイドルなのにミリオン割れの責任がセンターに集中してるのとか分かりすぎて胃が痛くなる思いだった。いや、一応まだ48さんは割ってないんだけど毎回次はヤバいって言われてて、推しがセンターの時にそれだけは避けたいっていつもはしない複数買いしたこと思い出した…。新しいセンターの子が手放しでやったー嬉しいー!って感じではなく重圧で辛そうに見えるのもリアルだ…。I-1のことは存在すら知らなかったのでここで思わぬダメージを受けた…。

売上対決に負けて福岡に左遷(に見える)されたしほちゃんが決して腐らずにそこで立ち上げるアイドルグループで因縁のあるまゆしぃと改めて対決する!という姿に燃えたので推しはしほちゃんに決まりました。WUGちゃんじゃないんかい。

あ、ここのまゆしぃとしほちゃんの距離感と関係性も良いなと思った。

 

・オタクがアツい

フェスというアウェイに推しを送り出す心境とか、苦境に立たされている推しを見て自分たちで何かできないかと考えてる姿とか完全に俺らやんとなってめちゃくちゃ親近感を覚えた。私は全然オタク同士での交流はしてこなかったけれど48さんの総選挙の時や生誕祭、卒業公演の時に率先してなにかしてくれてるオタクの方たちは遠巻きに見ていたし一部には参加させて貰った。他の出演者が女性アーティストばかりというDearDreamのアウェイっぷりに少しでも会場内のDDオタの人数増やしてでかい声でエール送ろうと思ってアニサマも参加した。売上がイマイチだと思われたくなくてコラボ関連も積極的に行ったし買い物もした。やっぱり思い当たる節がありまくる。もちろん完全にノーマークだったので心を抉られた。

 

・楽曲が良い

アニサマできいたPolarisが良い曲だなーくらいであとはイオンで繰り返し聞いてたあの曲しか知らなかったんだけど前編後編どちらも主題歌が良かったし、あと作中で流れるI-1の曲やライバルアイドル、ダメな曲扱いされたWUGの2nd曲とかバリエーションが豊富で面白かった。スタッフロールに田中秀和MONACAの文字が見えたのでそりゃあアイカツ大好きな私は好きだわなあと納得した。

 

そんなわけで

劇場版前後編面白かったです。

見るきっかけの一番最初はドリフェスでのご縁なんだけれども感覚としてはAKB48本体と、それの派生作品であるAKB49(漫画)、AKB0048(アニメ)の方が近くて、私はこれらの作品もアイドルスポ根ものとして好きなので、これらが好きな人にお勧めしたい。

逆にワグナー諸先輩方で知らない方いましたら是非見ていただきたいです。49の序盤は特に。1万円公演編まででもいいから。

頑張るオタクたち見てると3月のプロジェクト終了発表以降の自分たちが思い出されるのでドリフェスのオタクとしても響きましたし、改めて「アイドル本体ではなくオタク同士のご縁」を感じましたw

2次元と3次元の関わり方に関してはまだ見えてないので似てるか別なものなのかはまだ判断できないかな。

あ、あと本放送開始時に流れてきた情報通りの内容が最序盤にあるとしたらそこで引いてしまって終わったかもなあと思うと、ここから入ったのはむしろ良かったんじゃないかなと思うのでタイミング的にはラッキーだったのかな。

彼女たちが何を経てここまで来たのか気になるのでこれから時系列通りに見てみようと思います。

 

 

なおノースリーブスさんの現場は一般まで完全に干されました。(BSスカパーで中継決定したのでかろうじて死は免れました)

 

 

岩手、イケるっしょ!!!!!!!