雑記

長くなりそうな話を投げています

なんとかギリギリ間に合った者の話

私が一番最初にWUGのライブに行ってみたいなと思ったのが昨年のアニサマ。極スマを歌いながら目の前をトロッコで通り過ぎていく4人を見た時だ。申し訳ないくらい知らない人たちだった。

 

WUGちゃんは立ち上げの時から話題になっていたので存在は知っていたし、福島の人間なので東北を舞台に作られるアイドルには興味があった。しかしアニメの1、2話の評判が散々だった。そのまま触れずに終わった。

 

数年後イオンのCMでなんか歌声はめっちゃ若い(キッズアイドルだと思った)のに見た目は大人な人たちが映ってどこのアイドルだ?と調べたらWUGで、え、まだ活動続けてるの?つか本当にご当地アイドルやってたんだ。となった。失礼続きで申し訳ないが七人のアイドルとアニメ旧章の存在しか知らなかったのでもう終わっているものだと思っていた。すごいなあ頑張ってるんだなあ。と思った。そこで終わった。

 

DearDream目当てで行ったアニサマ。WUGが解散することは知っていた。これがWUGちゃんを見る最初で最後の機会だなあ、とりあえずちょっとでも見れて良かったなあと思っていた。WUGちゃんが登場すると会場中の人たちが当然のようにライトを緑に変えていた。私はWUG=緑をそこで初めて知った。もちろんPolarisのことも知らないので緑を振り続けていた。彼女たちが退場した後、せっかく東北のアイドルとして活動してくれていたのに本当に全然知らなくて、ちゃんと触れずに終わってしまうのが無性に申し訳なくもったいないなあという気持ちが込み上げた。

最後に彼女たちの現場に行ってみたい。帰りの新幹線でツアーの詳細を調べた。首都圏と仙台は枯れていて最寄は岩手と愛知だった。ムリっしょ!また終わった。

 

終わった話が復活したのは昨年11月のノースリーブスさん10周年イベントを干されたのが原因だ。ドリフェスに明日に連れてきてもらったばかりだと言うのに絶望で明日が見えなくなった。どうやってこの心の穴を埋めようかと考えた時にWUGちゃんの盛岡とみぞたくの舞台(2月)の二択になり、とにかく今すぐ傷を埋めたいから日にちが近いWUGちゃんにした。

 

そんなわけで動機やきっかけは私が東北人であること、アニサマ、そしてノースリーブスだ。結構ドリフェスを引っ張り出して重ねたり比較したりして語ってはワグナーさんからドリフェスのオタクありがとうと言ってもらえたけどドリフェス要素が薄くてすまない…もっと素敵な話だったら良かったのに最終的に正の方向とはいえ完全に八つ当たりの形で踏み込んだ…すまない…。

あとワグナーさんへのありがとうという気持ちでやったのはアニメもライブも感想文を書いたことくらいだ(アニメの時系列や配信期間を教えてもらっていたのと、ドリフェス武道館の素敵な感想文あげてくれた方たちがいたので)

最初に見た続劇場版前後編以外は普通に見たいから見たし、ライブ行ったら楽しくて普通に1オタクとしてWUGちゃんを応援しようと思った。自分がやりたいからやったことだ。何度も言っているけれど刺さるはずの人が絶対いるはずなのに見つからないまま終わるのが一番悔しい。

ドリフェスの終了告知が来た時、とにかくもっとたくさんの人にドリフェスに出会ってほしいと思った。3次元のライブが生で見られる機会の喪失はもちろん、この2次元と3次元が同時に成長していく感じとか、とにかく今現在のこの感覚はきっと後では味わえない。今、見てほしい。

私はアイカツに「皆に伝えたいとぼんやり思うよりも目の前の1人に絶対伝えたいと強く思う方が結局皆に伝わる」ということを教えてもらった。私がドリフェスを絶対伝えたい1人は誰か、アイカツ愛する人だ。私は失ったと思ったアイカツドリフェスの中に見つけて救われたから。なのでアイカツ好きな人に向けてドリフェスプレゼンを書いた。

じゃあWUGちゃんのことを伝えたい1人は誰だ。ドリフェスのオタクだ。WUGとドリフェスは2次元と3次元で同時にデビューし一緒に成長して行くという最初のコンセプトが似ている。しかしそこから進んだ道も見せたものもかなり違う。けれど違うからこそ見比べて面白いだろうし、スタートが似ていたコンテンツがどうゴールをするのか見る価値はめちゃくちゃにある。

だからドリフェスのオタクに向けてWUGプレゼンを書いた。

ドリフェスのオタクとしてWUGちゃんのためにと言うより、ワグナーとしてWUGちゃんのために何か出来ないかなと考えた時に手元にあったのがドリフェスだったからそれを使おうと思ったというのが正しい。なのでワグナーさんにドリフェスの人ありがとうと言われるとちょっとどちらにも申し訳ない気持ちになるのだけれど、これで間接的にドリフェスを好きになってもらえたら嬉しいのでまあいいや。

 

盛岡のライブはとても楽しかった。楽しかった分たった1ヵ月の履修でこんなもの見せてもらって良かったのかという畏れ多い気持ちになった。これは私みたいなついさっきふらっと来た人が来ていい場所では無かったのではないか。SSAの発表がツイッターに上がった時も一般販売開始してそれでも席が余っていたら参加させてもらおう…という尻込みっぷりだった。が、その後青山吉能さんが新参も古参も関係ねえと言っていたというのを聞いた。私がドリフェスの時に散々言っていたことだ。そうなんだよなあ。ドリフェス武道館は本当にたくさんの人が来てくれて、一緒に楽しんで笑って泣いてドリフェスになって勝ってくれてそれが嬉しかった。遅かったと後悔してくれている人もいたけどその人は間に合ったのだ。目撃してくれた。0と1では全然違う。0を1にするのがこんなに辛くて大変なことなんだとドリフェスの終了告知以降めちゃくちゃ身に染みた。まず見てもらうこと、来てもらうことは本当に本当に大変だ。あの期間でたくさんの新規を武道館に連れて来れたこと、席を埋められたことは私たちの誇りだ。だから多分WUGちゃんとワグナーさんにとって我々新規も誇りに思って貰えるだろう。貰えるかな。思ってほしいな。

よっぴーのあの言葉ですっと軽くなって堂々と先行でチケットを買った。あの日から私の推しは青山吉能さんです。

 

ちゃんと作品を見て4ヶ月、現場に行って3ヶ月くらい。時間で見ると凄く短いけれどなんだか凄く濃かった。私はひたすら在宅だったけれどTLに流れてくる文章やブログを眺めてるだけでめちゃくちゃ濃かった。私が見た3ヶ月前とは絶対に変わっている。以前今のWUGちゃんとワグナーは最強目指して武者修行の旅をしてるのかな?なんて言ったけどその通りどころではなかった。一体どうなってるのか分からなくて本当に恐ろしい。怖すぎる。確かめるのがめちゃくちゃ楽しみだ。ハマりたては何もかもが初めてで新鮮で予想できなくてとても楽しい。この楽しさは新規の特権だ。思う存分楽しもうと思う。そして明日がガチで初めてな人が羨ましい。きっと盛岡の私よりも衝撃をうけるだろうから。

 

SSA楽しんできます!楽しみましょう!